2011年06月29日
♪No Woman No Cry~♪
( 昨日の続き )
通過する、集落の有る漁港は何処もガレキの山のよう・・・
時間が無いのでひたすら45号を南下する。
釜石市内を通過・・・
ここはビルも立ち並び大きな漁港のようだが・・・
一見普通に立ち並ぶビルも一階は完全にやられている。
それに街全体に魚の腐敗臭が漂う・・・


釜石を通過後、途中のパーキングエリアで
年配のご夫婦に声を掛けられた。
3.11Jシャツを着ていたので、私をボランティアと気づいたのだろう・・・

東京・中野から釜石のボランティアに参加
炊き出しと写真の洗浄等を数日やっているそうだ。
本日もボランティアを終え、車中泊の為このパーキングエリアに・・・
立ち話し後「支援、頑張って下さい」とJパーカーを手渡す。
このように一人で動いていると声をかけられやすく
地域の情報が入手しやい・・・心細いが利点は多い。
そして、陸前高田に入る・・・

はっきり言って、言葉を失った・・・
もう重機が入り、ある程度ガレキが片付けられている。
その分、周りに何も無い・・・まるで焼け野原
その上、人影も少ない・・・
45号を南下するアウトランド号の左手側の広田湾に面した高田松原公園は
地盤沈下により完全に水没・・・広範囲に渡り市内全体が海抜0メートルと言った感じなっている。

唯一の残っている建物を撮る・・・4階まで完全水没している・・・

マンションより高いガレキの山

骨組みだけが残る
5キロ先からも陸前高田市内を走るアウトランド号がはっきりわかるだろう・・・
私は車から降りれなかった。
45号線を気仙沼へ向かう高田バイパスの橋が通行止めの為340号線へ入る
そして日没となり心細なって行く・・・
340号~343号線、そして気仙沼方面の34号線に・・・
カーナビの倍率を上げると広範囲すぎてアイコンがほとんど動かない
かと言って範囲を狭くすると、ナビが表す地名が分からず何処に向かっているかわからない・・・
かと言って、本の地図を広げても・・・残念ながら、最近マイブームの老眼で見えない・・・
メガネをかけても、暗くて見えない・・・
カァ~「ここは何処、わたしは誰・・・」状態に
東松島市役所とカーナビにセットするが出てこない・・・出てきたとしても
とんでもないルートを案内しそう・・・
「45号に戻りた~い」と山越えをするアウトランド号の中で叫ぶ!
なんとか気仙沼バイパスに出る・・・
おぉ店のネオンがキラメク・・・ガソリンスタンドも・・・「ほっ」安心
よっしや~45号線・・・
数キロ走ると通行止め・・・ガクゥ~・・・
セブンイレブンが有り、迂回路を訪ねる・・・
「2つ目の信号を左折すると三陸道があります。それに乗ると東松島近くまで」と
よっしや~45号はあきらめ三陸道や~・・・
2つ目の信号・・・2つ目の信号・・・2つ目の信号・・・2つ目の信号・・・
いつまでたっても出てこない・・・道はくねくねと何処へやら・・・
カァ~・・・あかん・・・また「ここは何処、わたしは誰・・・」状態に突入
途中、道の駅らしきエリア発見、停車・・・
キャンピングカーも1台止まっている。
「もう、ここで寝るか・・・」と誘惑に負けそうに・・・
うぅぅぅぅ
やかん!・・・ちゃうちゃう、あかん!夜の内に東松島市内に入らないと
明日のボランティアに間に合わない・・・
アウトランド号発進!
三陸道へのガイド看板を発見!
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!
「ほんまにこのガイドで合ってるやろな~」っと車内でぼやく・・・
三陸道 津山IC発見!
そして、東松島市へ入る・・・
おぉぉぉ疲れた・・・
三陸道を降り、ナビで東松島市役所を検索するが、やはり出てこない
「うぅぅぅっコンビニで地図でも見るか」と発見した深夜のコンビニへ
客は私一人・・・地図のただ見は悪く思い店員のおじさんに
「カーナビ見ても東松島市役所出てこないねんけど、市役所何処ですか~」と
尋ねる・・・
「4年程前に市町村合併等で東松島市になったから・・・」と
なるほどザ・ワールド・・・だからディスクの古い私のカーナビ出なかったや~・・・と納得
「ここより20分位で有る」と聞き、崩れるようにここで停泊する事に・・・
書き疲れました・・・15分休憩・・・
異国アウトランドの写真でお楽しみください・・・

ビィィィィィィィィ・・・第2部スタート・・・
6月22日

目的の東松島市役所が近いので6時起床
本日も肉体労働なので食パンを1枚・・・そしてコンビニを出発
東松島市内は一見被害は無さそうだが、よく見ると全ての建物の1Fが
1.5メートル程浸水した跡がある・・・
この辺り全体にかなりの世帯が水に浸かったようだ。

約20分程でボランティアセンターに到着・・・
22日の日記でも書きましたが、昨日の山田町とは全然空気が違う。
センターのある場所は被害の無かった街中
横に図書館がありきれいな芝公園となっている。
そこにボランティアのテントが並び、皆、朝食の準備中
ほんま整備されたキャンプ場のフリーサイトのようだ。

30分程して隣に止まった車に人に声をかけ・・・
「受付は何時からで、何処ですか・・・」と尋ね、その後話しは続いた。
その方は岩手から来られた方で、ボランティアの送迎バスの運転を
手伝っているとの事。
元々はトラックの運転手で、当初は陸前高田のボランティアに行く予定でいたが
日頃走りなれている陸前高田の街があまりにも壊滅的すぎて
こちらのセンターのボランティアにしたそうだ。
他にも、鹿児島から車に工具を積み一人で現地入りし
無償で修理に回っているボランティアの方もいた。


このセンターは段取りが良いと言うが、バッチリと機能していた。
ソロボランティアのマッチングにしても現場への送迎にしても
完全にマニュアル化され、スタッフもちゃんと機能していた・・・
震災後3ヶ月・・・完全に復興へ歩んで行っている。
私は6人チームの6班となり現場へ向かう。

ここの場所での作業は庭に溜まったヘドロ出し・・・
スコップと一輪車でかいては出しを繰り返す。
途中、休憩が幾度か有り、その度に家の方がお茶・御菓子を出してくれる。
「大変だね~・・・ありがとね~・・・・」と家の方が労ってくれるが
昨日と比べるとなんか違う気がした。
そんな作業を1日無事終え、さあ念願の風呂へ・・・
近くのスポーツセンターの風呂がボランティアに無料開放している。

カァ~やっと風呂に入れる・・・ほこりをかぶった頭はボブマーリーのように
ゴワゴワになり・・・思わず ♪No Woman No Cry~♪を口ずさみながら湯船へ・・・
OHスッキリー・・・
だが、疲れがドバーッと出る・・・
あかん・あかん・・・仙台目指な~
食パン食って再び三陸道へ・・・ウオリャ~
つづく
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